相続税対策の流れ
1. 現在あるすべての財産と債務を集計して現状の相続税額を把握する
2. 相続税額がつかめたら、どの財産を誰に相続させるかを具体的に考えてみる
3. 相続人間のバランスを調整する
4. その分割案に基づいた各人の相続税額を求めるとともに、納税資金が確保されているかどうかを検討してみる
5. 納税資金が確保できていない場合には、分割案を練り直す、又は生命保険などで手当てできないかなどを検討してみる
6. 特定の財産を特定の相続人に相続させたいというものがあれば、それを書き出しておいて、どの方法(贈与なのか遺言なのか信託なのか…)でどれくらいの財産をどれくらいの時間をかけて移していくのかをプランニングする
7. 定期的に見直していく
財産の額、相続税額などを計算してみたうえで、どの財産を誰に継がせるかを考え、バランスよく、もめないように、節税をしながら、最終的にはきちんと納税ができるようにしておきましょう。